ちょっとビミョーな有料道路っていいよねって話。
ειά σας!どうもTTTT.おとくぱ2です。
みなさんは、グーグルマップを見てるときに、「なんでこんなところに有料道路?」みたいなの思ったことありませんか?
高速道路と繋がってるわけでもないし、観光道路みたいのでもない。でもなんかスピード出そうなよさげな道路だったり、かと思ったら片側1車線になったり...なーんか「ビミョー」な有料道路。
まぁ、普通は注目しないですよね。でも、キモ=オテイクな私は気になってしまいます。
千葉にあるんすよ。ちょいダサ有料道路。
「千葉県道67号千葉外房有料道路」っていうんですけど。
これ。
まぁ一見普通の有料道路に見えますが、始点と終点のICをそれぞれ拡大すると...
まずは鎌取IC
...おしい!
ちなみに航空写真だと...
あーあと数百メートルくらいが繋がってないなぁ。どちらにせよ、館山道の蘇我ICまでは繋がらなさそうですね。
次は東側桂IC。
圏央道茂原北までもうちょっと...!
ちなみに航空写真だと...
うん。知ってた。圏央道茂原北インターまではスルーッと行けそうですが、県道21号と接続するところに信号機があるので、信号が赤なら一旦停止しなくてはいけません。うーん、おしい!
なんでこんなに惜しくてビミョーなのかっていうツッコミはおいといて、この道路ができた経緯を知りましょう。
正式名を千葉県道67号生実本納線といい主要地方道に設定されてるこの道路は、千葉市内から茂原までを結んでいます。茂原からそのまま外房方面に抜けたり、圏央道を経由して大網白里や銚子に行くこともできるという優れモノ(とされているが...)。
設計・建設の目的は千葉県道20号大網街道の慢性的な渋滞の解消。千葉の道って交通量の割に狭いし細いし、片側1車線!!!どうにかしてほしいもの。例にも漏れず、この大網街道も片側1車線です(本当に630万人も人が住む県の道か???)。まぁそりゃ混むでしょ。しかも工事着工時は高度成長期1973年。道に溢れるクルマをどう流していくかは、行政にとっても喫緊の課題だったんでしょうか。
さて、なぜこの道路が(私の中で)地味でビミョーな有料道路の典型例みたいになってるのか。
一旦地図をご覧いただきましょう。
千葉外房有料道路の北にある、光輝く国道126号...はい。そうなんですよ。千葉東金道路と平行してるんですよ!!!!
東京方面から東金外房方面に行くなら、千葉東金道路使いますよね。てか常人ならそうするし、このルートで千葉外房有料道路使うのは異常人くらい。
向こうは高速道路なので主要な高速道路と接続してるしETCも完備。こちらは有料区間(誉田~)は分離帯なしの片側一車線(は?)でETC非対応(◯◯県道路公社あるある)。
最高速度も千葉東金道路が80km/hに対して、千葉外房有料道路が60km/h。信号が極端に少ないとは言え、信号が全くない高速道路にはアクセスも速さも規格も劣りますわな...(かけてる金も違いますが)
まぁ鷹とトンビ比べるのも酷なのでこの辺で。まぁいろいろビミョーだったりショボかったりする部分もありますが、県管轄の「おもしろ有料道路」であることは確実だと思うので、今後も注目したいなと思います。みなさんも「ちょっとビミョーな有料道路」について調べてみては?
では、この辺で。ばいちゃ~